トピックス
9月の作品をご紹介
院内研修を開催しました
令和8年8月21日金曜日、当院の職員に向けた院内研修を開催いたしました。
チーム医療と身体行動制限減少へ
今回は当院の認知症看護認定看護師の濵長副看護部長が『チーム医療と身体行動制限減少へ』について、医師・看護師・薬剤師・理学療法士ほか多数の職員に向けて研修を行いました。
まず、日本における認知症ケアの歴史と認知症ケアに関する施策(介護保険法、国家戦略である「オレンジプラン」、認知症基本法など)、急性期病院における身体拘束の課題(ADLの低下、死亡リスクや合併症リスクの上昇、心理的苦痛など)を講義しました。
続いて、当院の身体的拘束最小化への取り組みが紹介されました。
まず、身体拘束の代替性で大切なことは、
『1.身体的な苦痛がないか確認する』
『2.普段の環境との違いを最小限にする』
『3.チーム医療(多職種協働)でアプローチできる風土』
です。
当院の多職種協働によるレクリエーションの様子を紹介します
理学療法士による『座ってできる体操』をみんなでやりました。
『風船バレー』は薬剤師や事務職員などが連携してすすめます。
レクリエーションで作った作品【タイトル:七夕の願いごと】
今回の研修から、認知症ケアの歴史を知り、倫理感性を持って身体拘束について考えることができるようになりました。
また、多職種協働によるチーム医療が身体行動制限減少につながることを学ぶことができました。
患者さまの入院・転院相談、レスパイト入院、ほかにも講演のご要望などお気軽にご相談ください。
お問い合わせ先:札幌里塚病院 医療相談室 ☎011-883-1200(代表)
認知症カフェ『みんなのカフェ』で講演しました
令和8年7月11日土曜日、生活クラブ館2階(北広島市美沢1丁目1-2)で当院の職員が講演をいたしました。
『脳の健康づくり』と『夏のミッション水分補給!』
最初に当院の認知症看護認定看護師の佐々木看護師が、『脳の健康づくり』と『夏のミッション水分補給!』をお話しさせていただきました。
『脳の健康づくり』に大切な4つのこととは、
まずは【普段からできる適度な運動をしましょう】です。
お散歩や体操など、できる運動をしてみましょう。
次に【好きなことをやって頭の体操をしましょう】です。
好きな音楽を聴いたり歌ったり、昔話に花を咲かせたりと、なんでも良いのでやってみましょう。
そして【バランスの良い食事をとりましょう!】。
バランスの良い食事を摂ることが大切です。食後の歯磨きもあわせて忘れずにおこないましょう。
最後に【仲間と一緒に楽しいことをしましょう!】。
地域の集いやお友達との集まりに参加して楽しい時間を過ごしましょう。
『夏のミッション水分補給!』
年齢を重ねると体の中の水分量が減ってしまいます。
また、「喉が渇いた」と感じにくくなってしまいます。そのため「普段と違うな…」と感じたときに脱水になっていることもあります。喉が渇いていなくても、こまめに水分をとりましょう!
「トイレが心配…」という方は、骨盤底筋のトレーニングをやりましょう。
続いてはリハビリテーション科の清川理学療法士がお伝えします!
『座ったまま出来る、転倒予防体操』と『トイレの心配ゼロ!安心の水分補給と「骨盤筋底」のトレーニング』
続きまして、当院職員の清川理学療法士(リハビリテーション科科長)から『座ったまま出来る、転倒予防体操』と『トイレの心配ゼロ!安心の水分補給と「骨盤筋底」のトレーニング』をお話しさせていただきました。
※ 『座ったまま出来る、転倒予防体操』のやり方を図にまとめました。
下の図をクリックすると拡大できるので、椅子に座って無理のない範囲で是非やってみてください。
① 足裏のマッサージとして、ラップの芯をコロコロ転がしましょう!
足裏の筋肉をほぐすことでセンサーを活性化させます。
② 足首の運動として、つま先上げ・かかと上げをやりましょう!
すねとふくらはぎを刺激して、つまづきを防止します。
③ 重心を前後に移動させて、骨盤の前後傾の運動をしましょう!
立ったり、座ったりするときにスムーズな体重移動を獲得できます。
④ 左右のお尻を上げる運動をしましょう!
こちらは歩くときのスムーズな体重移動を獲得できます。
『トイレの心配ゼロ!安心の水分補給と「骨盤筋底」のトレーニング』
トイレの回数を抑える「3つの工夫」と「おすすめグッズ」を紹介します。
【出かける前は「すする」】
目安として1時間に湯呑み半分を少しずつ飲むと、汗や息で消える量と同じくらいなので尿になりにくいです。
【水分補給は「夕方4時まで」】
1日の水分補給の7~8割を夕方までに摂取することで夜のトイレが減ります。
【「食べる水分」を選ぶ】
喉につまりにくく、手軽に水分を摂取することができます。
また水分を摂取するときのボトルが【ストロー付き】であれば「むせ込み」を防ぎ、首を痛めません。
【目盛り付き】であれば、飲む目標がひと目でわかります。
【保冷機能】があれば美味しい温度で飲むことができます。
最後に【骨盤筋底】のトレーニング方法をご紹介しました。
参加されたみなさまと一緒にやってみました!
まず、椅子に浅く座り、足を床につける。
そして、息を吐きながら5秒「ギュッ」と内側に締めます。
そのあと10秒「ゆるめ」ます。
これを息をとめずにリラックスしながら、5~10回繰り返します。
これで「骨盤筋底(骨盤の底で膀胱を下から支える筋肉)」のトレーニングとなり、尿もれを防ぐことができます。
今回の講演は以上でした。
ご参加いただいた方につきましては誠にありがとうございました。
今後も積極的に講演を開催し、地域のみなさまと直接お会いできるように計画しております。
また講演のご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。
問い合わせ先:札幌里塚病院 医療相談室 ☎ 011-883-1200(代表)












