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■運動療法について
 
・運動療法とは
病気やけが、老化などによって身体機能(筋力、関節の動きなど)や動作能力(寝がえる、座る、歩くなど)に制限、障害がある人に対して、他動運動や自動運動、抵抗運動などを行うことでそれらの改善を図る科学的な身体の治療法です。
 

■当院での運動療法
当院では平成18年12月より、運動器リハビリテーション(I)の施設基準認定をうけており、 平成22年3月現在、理学療法士4名が、主に整形外科疾患で入院中の患者様や外来通院中の患者様に対して、マンツーマンで治療を行っています。

 

 

 
■運動療法の実際
 1.関節可動域運動  
  関節の動きを改善させる運動です。当院では従来の単純な他動運動だけでなく、マニュアルセラピー(徒手療法)の概念に沿って、筋肉や関節の状態を正しく評価し、個々の病態にあった治療手技(関節モビライゼーション、筋ストレッチ、マッサージなど)を組み合わせることで、極力痛みを与えずに可動域を拡げるように心がけています。
 
 
 2.筋力増強運動  
  当院では通常の、重りや自分の体重、徒手抵抗などを利用した運動のほか、ノルウェー製の『セラピーマスター』という道具を使用した運動も取り入れています。これは『スリングエクササイズセラピー』といい、体の一部を天井から垂らしたロープやストラップでスリングする(吊るす)ことによって負荷量を細かく設定することが可能なので、非常に筋力の弱い高齢者やアスリートレベルの若者など、あらゆる患者様に適応可能です。また、ロープの不安定感を利用することで、筋力を強くするだけでなく、関節や動作の安定性を高める運動(スタビライゼーション)や、バランス能力を高める運動なども可能です。
 
 
 3.各種動作練習  
  主に、生活するうえでの基本的な動作(寝返り 、起き上がり、立ち上がり、歩行など)の練習を行います。動作の反復練習をするだけではなく、その動作が出来ない原因を評価・治療したり、個々の状態に合わせた動作方法を提示したりすることで、動作の自立や介助量軽減をはかります。
 
   
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